WEB1グランプリ2008の受賞について
WEB1グランプリ2008で、受賞したのは、かけてこ〜世界一周かけはし夫婦旅行〜です。
このサイトは、夫婦で貴重な体験を世界一周という形で残していて、見ている人を空きさせない構成となっていました。
作者さんは、
グランプリに選ばれたことを大変嬉しく光栄に感じております。
これからも、旅の楽しさや世界一周の魅力といったものを、少しでも多くの方々にお伝えできるよう、
さらなるコンテンツの充実を図っていきたいと思います。
と発言しており、とても貫禄ある発言だなーって感じました。
審査員達も
貴重な長旅の記憶を記録として残そうという気持ちが端々から伝わってきます。
世界を旅するということは、たとえばこんなにもたくさんのビニール袋を手にすることになるのかと、そのスケールと多様性に思わず唸ってしまったのが「世界の買い物袋」というページでした。
世界中を旅するという、これ以上にないグローバルで大きな話しが、とある夫婦2人の手作り感溢れる物語で綴られる。
そういう身近でリアリティーのある形で、こんなにも大きな魅力を伝えることって、インターネットならではの表現なのかもしれません。
つまり、旅行欲がものすごくかき立てられました(笑)。
情報を発信するというインターネット本来の特性を活かしたコンテンツで、閲覧していて、楽しく面白く、何を配信したいのかが、明確です。
”これでもか”というくらいの世界各国の画像に、ついつい時間を奪われてしまいます。
絶賛していたのが分かります。
↑かけてこ〜世界一周かけはし夫婦旅行〜
他にも審査特別賞というのもあり3サイト受賞しています。
どのサイトも魅力的なのですが、共通して言えることは、読み手の立場に立って考えているという点です。
「クリエイティブ」な発想やユーザビリティを考えたサイト作り、読み手を惹き付ける文章力など、高品質な部分を保持しながらも、ある一部分を特化させているようなサイトも目立ちました。
PCのスキルに依存されがちなサイト製作ですが、一生懸命に伝えていくという事もポイントの大きな配点基準になっているようです。
今現在、2007〜2008年と傾向を見てききましたが、次回もこの傾向があるのであれば、
・訪問者が迷わない親切設計。ユーザビリティに特化したサイト
・他の人が思いつかないような独自の発想を持つクリエイティブに特化したサイト
・読み手を惹き付ける記事の作成
という3ポイントを押さえる必要がありそうです。
将来性の高いカテゴリを勝手に予想
今後の傾向として、婚活サイトや出会いをプロデュースする斡旋するサイトが伸びて来る気がします。
結婚したがらない男女がいる一方彼女の作り方が分からない人もいます。
そのため、ハッピーメールやYYCといったサイトの会員数が増加しています。
今後そういった老舗サイトの中参入するには、斬新なクリエイティブは思考とお客様視点に考える発想がWEB1グランプリのカギとなるかもしれません。
今後のWEB1グランプリで受賞される傾向
最近では受賞されやすい傾向が分かってきています。
それは下記のような対策がされているサイトです。
1. ユーザーのニーズを理解する
ウェブサイトを設計する際、まずはターゲットユーザーのニーズを明確に把握しましょう。
どのような情報を求めているのか、どのデバイスでアクセスするのかを考慮し、ユーザー中心のコンテンツを提供しましょう。
具体的なユーザープロフィールを作成し、そのユーザーが求める情報や機能を明確に把握しましょう。
シンプルなナビゲーションを構築する
- ユーザーがウェブサイト内をスムーズに移動できるよう、シンプルで直感的なナビゲーションを設計しましょう。
メニュー項目は適切にグループ化し、ユーザーが目的地に迷わずたどり着けるように工夫しましょう。
適切なラベル、階層構造、検索機能を提供し、ユーザーの利便性を高めましょう。
読みやすいデザインを採用す
る- フォントの選定や行間、色使いなど、読みやすいデザインを心がけましょう。
ユーザーが情報をスムーズに吸収できるよう、視覚的な要素にも注意を払いましょう。
適切なフォントサイズと行間を設定し、視覚的な疲れを軽減しましょう。
モバイルフレンドリーなウェブサイトを作成する
- モバイルデバイスからのアクセスが増加しているため、レスポンシブデザインを採用しましょう。
画面サイズに合わせて最適化された表示を提供することで、ユーザーの満足度を高めましょう。
モバイルファーストの設計を心がけ、スマートフォンやタブレットからも快適に利用できるウェブサイトを目指しましょう。
定期的なコンテンツ更新を行う
- 魅力的なコンテンツはユーザーを引きつけます。
ブログ記事、ニュース、FAQなど、定期的に更新し、ウェブサイトを活性化させましょう。
ユーザーが戻ってくる理由となる有益な情報を提供し、コンテンツの質を高めましょう。